シロアリ駆除・防湿シート敷設の施工事例のご紹介(世田谷区)|シロアリ1番!

CASE STUDY

駆除実績

2018.05.01

スタンダード湿気対策

シロアリ駆除・防湿シート敷設の施工事例のご紹介(世田谷区)

都道府県 東京都
建物種別 木造
築年数 約40年
施工場所 床下全面
施工内容 シロアリ1番!スタンダード、湿気対策(防湿シート敷設)
施工面積 約50㎡
概算費用 約200,000円

東京都世田谷区で行ったシロアリ駆除と防湿シート敷設の施工事例をご紹介していきます。

中古で購入された物件の床下調査のご依頼をいただいてお伺いした物件でしたが、玄関部分にシロアリの被害が見受けられました。全体的に土壌部分が湿気ており、シロアリ駆除と併せて湿気対策もご依頼をいただきました。

シロアリ駆除前の点検時の床下の様子

ドライバーを当てると簡単に木材を貫通します。見た目はそれほど被害を受けている様に感じませんが、木材の内部からシロアリ被害は進行していきますので被害に気づくのがこの様にどうしても遅れてしまいます。

よく見ると、玄関の土留板の隙間に蟻道(ぎどう)が構築されています。分かりにくいですが、この様にシロアリは建物の木材に侵入します。お客様に床下の写真を掲載した報告書とお見積書を提出し、施工のご依頼をいただきました。

シロアリ駆除施工と防湿シート敷設施工を同日に実施する

施工は、湿気対策(防湿対策)として防湿シートを先行で敷設し、その後、シロアリの薬剤処理を実施します。防湿シートによる湿気対策は根本的な対策のためとても有効な湿気対策です。

防湿シートの敷設前と敷設後の床下の様子

こちらが防湿シート敷設前の状態です。土壌が完全に露出しており、土に含まれる湿気が常に床下空間に充満する状態になっています。

ポリエチレン製の防湿シートを使用し、床下全面を覆います。こちらが施工後です。土壌を完全に覆うことで物理的に土の湿気を遮断することができます。簡単にできそうなシート施工ですが、床下でおこなうので実は技術が必要な施工となります。シート施工完了後、防蟻工事を実施します。

シロアリの被害部への薬剤散布

この順番でおこなうのは、防蟻工事後に薬剤処理した箇所の土壌面をなるべく崩さないようにするためです。シロアリ1番!スタンダードは「バリア工法」という工法で薬剤散布を行っています。バリア工法というくらいですから、施工後は極力床下を荒らさないようにすることがとっても大切なのです。

施工後に毎年床下に入って調査する業者さんもありますが、実際のところ薬剤処理層を壊しながら床下を移動することになりますので、必ずしも良いとは言えないと思います。今回は1日作業で防湿シート敷設とシロアリ駆除が完了となりました。