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地球上の大先輩”シロアリ”はなぜ絶滅しない?

2019.03.02


シロアリは人間が誕生するはるか昔、3億年も前から地球上に存在する生き物です。
3億年前というと、恐竜すらも存在しなかった時代。そんな時代から今まで絶滅することもなく生活を繋げてきたシロアリはどのような生活をしてきたのでしょうか。そのポイントになる社会性のある集団行動についてみていきましょう!

木村画像  SHUT!スタッフ 木村(蟻害腐朽検査士)

シロアリはアリじゃない!

シロアリは名前からして、“アリ“と思われがちですが、異なる昆虫です。言ってしまえば、アリやハチが地球上に現れたのは1億数千万年前と言われていますが、対してシロアリは約3億年前から生息している大先輩な生物なのです。

シロアリは何とゴキブリから進化した虫で、シロアリの「朽ちた樹木を食べる」という習性は”キゴキブリ属”に由来しているとも言われています。また、シロアリは「エサを調達する」「巣を作る」「外敵と戦う」などの役割を分担して共同生活を始めた最初の生物といわれています。

クロアリも集団で生活していますが、シロアリとクロアリとでは内容がかなり異なります。
クロアリやハチに代表される「膜翅目(まくしもく)」と呼ばれる昆虫のグループは、メスのみの社会を形成しており、オスは年に一度だけ交尾のために巣へやってくる程度です。しかも、交尾後にオスは死んでしまいます。完全なメス社会だといえるでしょう。

対して、シロアリにはオス・メスの区別があり、膜翅目と比べるとオス・メスのバランスが良いです。生殖能力は基本的に未発達ですが、生殖階級に成長すると生殖能力が発現します。(種によっては多少ルールが異なります)。これは「コロニー内におけるオス・メスのバランスを保つため」という説があり、種族を繁栄させる能力が長けていることが分かります。

 

シロアリの仕事・役割は適材適所に配置される

成長の仕方や役割においても、クロアリやハチ(膜翅目)と比べてシロアリは特徴的です。
クロアリやハチの幼虫はウジ虫のような形で過ごします。幼虫は生き抜く力が弱いため、親や仲間に助けてもらわなければ生きていけません。
これに対して、シロアリは卵から孵化してすぐに動き回れるため、コロニー内において仕事や役割が与えられます。シロアリの職業を分類すると、木材を食害するシロアリ、巣を作るシロアリなど、生活を支えるシロアリは職蟻(しょくぎ)と呼ばれ、外敵から巣を守るためのアリは兵蟻(へいぎ)と呼ばれます。また、子孫を増やすために新しい巣をつくる役目をもつ羽アリなどもいます。

コロニー(巣)内では、それぞれのシロアリの特徴や性格を活かした適材適所の配置が行われます。そのため、人間と同じように途中で役割が変わることも珍しくありません。こういった面も、社会性が強い昆虫と言われている理由でもあります。

 

シロアリが身を守るためにしていること

クロアリやハチは外骨格という硬い皮膚を持っていて、ある程度なら外敵から身を守ることができます。そのため、基本的には集団行動ですが、俊敏な動きを活かした単独行動を行うことも可能です。

一方、シロアリの皮膚は未発達のままであり、クロアリやハチのように戦闘能力が高いとはいえません。また、動きも遅く、外敵から身を守る術にも乏しいことから、常に集団で行動しています。シロアリは、集団行動することで外敵からの被害を軽減しており、シロアリにとっては集団行動そのものがクロアリやハチにとっての外骨格(バリア)の役割を果たしています。
また、木の中でのみ生息するシロアリは、木自体がバリアであり家(巣)にもなります。さらに蟻道もバリアとしての役割を果たします。こうした社会性の高さによる行動が、シロアリの3億年以上にもおよぶ繁栄を支えてきたといえます。

 

人間の生活史と比べると…

人間の生活史をシロアリが繁栄してきた期間に当てはめるとたった0.1%ほどにしかなりません。
そんなはるか昔から絶滅することなく生存してきたシロアリは、自然界全体で見てみればとっても重要な生き物です。家に住む我々にとっては建物の害虫でしかありませんから、シロアリは全て駆除しなくては!っと考えてしまいます。ですが、家の外であれば自然界同様シロアリはどこにでも生息する生き物です。むやみにシロアリを駆除するのではなく、シロアリが家に入ってこないように予めシロアリ予防(対策)をしておくのが、”地球の大先輩”と共存する上で大切な考え方ではないでしょうか。

まずは予防を第一に、プラス駆除をおこなう「防除」がSHUT!の基本方針です。


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