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6月の羽アリは?この時期の羽アリを徹底考察!

6月に部屋の中に発生する、羽の付いたアリ。

家の中に入り込まれるのも嫌だけど、人間やペットに害は無いの?建物に害はないの?という部分も気になりまよね。ということで、羽アリの発生が多発する6月の時期に室内でたびたび出没する羽アリについて徹底考察します。

木村画像  記事:Webスタッフ 木村

6月の羽アリは?

6月に発生する羽アリの代表は「イエシロアリ」というシロアリです。その数、100匹単位で一気に発生することがあります。もしも6月に大量の羽アリが家の中で発生したのであれば、直ぐに専門業者に診てもらうのが得策です。また、4月~5月に発生するヤマトシロアリも6月に発生することが稀にあります。また、黒アリも多くの種類が羽アリを飛ばすシーズンです。
ということで、6月に家屋内に発生することがある羽アリを下記にまとめました。

 

名称

羽アリ時期

大きさ

特徴

イエシロアリ

6月~7月

7~10mm(職蟻4~6mm)

全体的に茶褐色。

アメイロアリ

5月~6月

~4mm(職蟻2~2.5mm)

頭部と腹部は黒褐色、胸部は黄褐色。

クロオオアリ

5~6月

~17mm(職蟻7~12mm)

黒色。

ムネアカオオアリ

5~6月

~17mm(職蟻7~12mm)

胸のあたりが赤い。山林のみ。

クロヤマアリ

6~7月

約10mm(職蟻4.5~6mm)

黒くて艷がなく若干灰色。

トビイロシワアリ

6~8月

6~7mm(職蟻2.5mm)

黒褐色で細長い。稀に住宅に営巣。

オオハリアリ

6~8月

4.5mm(職蟻4mm)

黒~赤褐色。住宅に営巣。

ヒメアリ

6~8月

3mm(職蟻1.5mm)

黄色で腹は黒色。住宅に営巣。

アメリカカンザイシロアリ

一年中(主に6月~9月)

約7mm(職蟻5~8mm)

赤褐色で腹部は褐色

※クロバネキノコバエ

4月~11月

1mm

暖かい室内では1年中。灯火によく集まる。

 

最初にご説明したとおり6月はイエシロアリの羽アリ発生シーズンとなります。とはいえ、イエシロアリは温暖な地域(千葉県、神奈川県の沿岸沿い以南)に生息するシロアリのため、関東内陸以北では基本的に見かけることはありません。イエシロアリの羽アリは全体が茶褐色で、夕方一気に大量の羽アリを発生させる特徴があります。

イエシロアリは、その名の通り”シロアリ”の一種です。シロアリの食料は”木材”であるため、ご自宅の室内で大量に発生したのであれば建物に営巣していて、”建築部材”を食害している可能性が非常に高いです。

イエシロアリの羽アリの特徴

では、イエシロアリの羽アリはどのような特徴があるのでしょう?まず、色は全身が茶褐色です。”白蟻”という名称ですが、イエシロアリの羽アリは茶色をしています。また、発生直後は薄い羽を付けており、羽を含めた全長は9~15mmの大きさをしています。

イエシロアリの羽アリ

シロアリの羽アリの羽

帰宅したとき、「羽だけが大量に落ちている…」なんてことがよくあります。シロアリの羽アリは、羽が脆く発生後比較的すぐに羽を落としてしまいます。そのため本体はどこかに逃げ込んで居なくなり、羽だけ残っているのです。逆に考えれば、羽だけ大量に落ちていたのであればシロアリの可能性が高くなります。では、羽をよく見てみましょう。

ヤマトシロアリは羽だけ残す
羽だけ残されている

 

シロアリの羽は”網の目が細かい”のが最大の特徴です。これを”翅脈”というのですが、その翅脈一本一本が薄いのも特徴です。また、色も薄く透き通っています。逆に、その他のアリ類の羽も見てみます。

網目模様がはっきりした黒アリ
黒アリは網目模様がハッキリしている

 

シロアリ以外のアリ類の羽アリは一般的に網の目は幅が広いです。また、それぞれの翅脈はハッキリしていてメリハリがあります。アリの場合は大量の羽が残ることはほとんどないため、大量の羽が落ちている場合はそのほとんどがシロアリの羽アリと考えられます。

羽アリの羽は、気持ちが悪いからと掃除機などで全て処分してしまいがちですが、調査を依頼した時の重要な手がかりになります。ですので全てを処分せずに一部を残しておくとより確実な調査を受けることができます。

 

シロアリとその他のアリの見分け方

6月はイエシロアリの羽アリシーズンで間違いないのですが、普通のアリ(黒アリ)も羽アリを飛ばす季節です。
そこで、シロアリと普通のアリ(黒アリ)の形体的な違いをみてみましょう。

シロアリ

クロアリの仲間

シロアリの羽アリ

アリの羽アリ

胴体

くびれがない

くびれがあり、頭部・胸部・腹部に分かれる

翅の形

前後の翅の大きさがほとんど同じ

頭に近いほうの翅が長く、お尻に近い翅は短い

その他

翅が取れやすい

翅は引っぱらないと取れない

 

もっとも特徴的なのは、体が”寸胴”なのが”白アリ”、”くびれている”のが”黒アリ”なところです。スズメバチのようなクビレがあれば間違いなく黒アリの羽アリです。黒アリの羽アリであれば、一部を除き建物の木材を食い荒らすことはありませんし人間にも害を及ぼすことはありません。

 

シロアリの羽アリはどのように対処すれば良いの?

室内に出没した虫は気持ち悪いですよね。本当は発生してほしくないけど、それでも出てきてしまった場合は、何かしらの対処をしなくてはなりません。
絶対に殺虫剤は使用してはいけません。表面に出てきた羽アリは殺虫できますが、巣自体はもっと深いところにあるので、むしろ殺虫剤に当たらなかったシロアリが分散して活動域を拡げてしまう恐れがあります。

  1. 掃除機で吸い込む
  2. 家にある掃除機を使って羽アリ、落ちた羽とも吸い込んでしまいましょう。掃除機の中から出てきそう…と思われますが、風圧で直ぐに死んでしまいます。

  3. テープで塞ぐ
  4. テープで塞げば、そこからは出なくなります。しかしながら、結局は他の場所を探して出て来ることがありますのであまりオススメできない方法です。

  5. 熱湯をつかう
  6. 発生場所が浴室であれば熱湯を沸かしてその熱湯を直接かけてしまえば殺虫できます。

 

いずれにせよシロアリの羽アリであれば個人で対処することは困難です。出てきたものを上記方法で処理したら、専門のシロアリ防除業者を手配しましょう。

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胸の赤い大きな羽アリには注意が必要

胸の赤い大型のアリに、”ムネアカオオアリ”というアリがいます。このアリは、山林に生息しており平地には生息しないため一般的ではありません。しかしながら、木材に穴を開けて木材内に営巣する習性あります。

ムネアカオオアリ

 

山の中のログハウスや別荘などでは、この”ムネアカオオアリ”の被害を受ける事例があります。もしも、山間部でムネアカオオアリの羽アリが室内から発生していた場合は、ムネアカオオアリの駆除が必要となります。

 

イエシロアリではないもう一つのシロアリの可能性

ここまで6月に大量発生する羽アリはほぼ「イエシロアリ」の羽アリとご説明してきましたが、ここで違うシロアリの可能性についてもご説明しておきます。

6月に発生する可能性のあるもう一つのシロアリの羽アリは、「アメリカカンザイシロアリ」です。アメリカカンザイシロアリは、名前のとおり北アメリカ原産のシロアリです。最も羽アリを飛ばすのは、経験上6~7月なのですが、暖房や冷房など建物の環境によって1年中飛び立つことが事例としてあります。というのも日本のような四季のある気候で生活してきたシロアリではないためハッキリとした羽アリの発生時期が無いのです。

 

アメリカカンザイシロアリの羽アリは限定的

もともと日本にいないシロアリですので、全国的に生息しているシロアリでは全くありません。ですから、アメリカカンザイシロアリの羽アリである可能性は極めて低いです。しかしながら、北は宮城県仙台での発見が最北で、都道府県別に見ると、山形県、福島県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、富山県、福井県、三重県、和歌山県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、高知県、福岡県、熊本県、長崎県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県各地に局部的に分布しています。

アメリカカンザイシロアリの羽アリ

 

「アリ」でも「シロアリ」でもない?

アリでもシロアリでもないけど、よく間違われる虫もご紹介しておきます。「クロバネキノコバエ」です。体長1mmほどのコバエの仲間です。真っ黒の体色のためクロアリやシロアリの羽アリと間違われる事が多々あります。こちらは、室内外のどちらからも発生する可能性があり、厄介な不快害虫です。

クロバネキノコバエ

このコバエの発生は、室内の植物の土壌からが大半です。観葉植物などがあるお家で、室内の灯りに小さな羽の付いた黒い虫が集まるようでしたら、このクロバネキノコバエかもしれません。アリの羽アリと同様に、夜の室内の灯りに誘引されることがあるため、室外から入ってくることも良くあります。その場合はアリの羽アリ同様の対策が有効です。

クロバネキノコバエの幼虫

逆に、室内の観葉植物が発生源だとするととても厄介で、土の大部分を入れ替える必要があります。というのも、土の内部に卵を産み付けられて、その土中にウジが大量にうごめいているからです。上の写真は観葉植物の土壌にクロバネキノコバエが大発生したものです。よく見ると羽化中のものや卵などがたくさんあります。

最後に…

ここまで、6月に室内に発生する羽アリをご紹介してきました。6月の羽アリはイエシロアリというシロアリの羽アリであることが大半です。雨上がりでモワッとした日の夕方に大量に発生した羽アリを見ると慌ててしまいますが、羽アリ自体には害はありません。また、羽アリの発生はずっと続くことはなく数日で止まります。だからと言って放置してしまうと建物内に巣作ったシロアリはそのまま建物の食害を続けてしまいます。信頼できるシロアリ防除業者を手配して建物のシロアリ被害状況を調査してもらい、必要に応じて駆除を実施する事が大切です。

また、イエシロアリでは無くても「浴室のタイル目地のすき間」や「部屋の内装材の継目」など、室内からクロアリの羽アリが発生する場合は注意が必要です。ヒメアリやオオハリアリ、アメイロアリなどは湿気のある床下など、建物内に営巣することがあります。そして、アリが発生している建物はシロアリ被害や木材の腐れが併発していることが多いのも事実。

 

窓枠の隙間
窓枠の隙間

浴室の隙間
浴室タイルの隙間

黒アリの羽アリが外から侵入しているだけの場合は問題ありませんが、このように、お部屋のすき間で羽アリが発生するような場合は、一度床下の調査を依頼してみましょう。もしかしたらシロアリの被害や、木材の腐れ(腐朽)を発見出来るかもしれません。
※SHUT!の無料調査はシロアリが対象です。黒アリ調査の場合は有償調査(8000円)となります。

まずは予防を第一に、プラス駆除をおこなう「防除」がSHUT!の基本方針です。


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